RecoReno 築38年戸建再生記

京都の小さな築38年戸建をフルリノベーションします

The Record of Renovation

ショールーム探訪【フローリング編】

無垢フローリング専門店『丸嘉』ショールーム

家づくりの工程の中で一番楽しみにしていた、床材選びの日がついにやってきました。今回は、Tさん一推しの無垢フローリング専門店『丸嘉(まるよし)』さんのショールームをレポートします。

丸嘉ショールーム

ショールームが日曜休業なのでなかなか仕事の都合がつかず、限られた時間内で駆け足気味のショールーム見学になってしまいましたが、テキパキと笑顔で対応して頂いたスタッフの方々に感謝です。

 

床暖房か、無垢か

以前検討していたハウスメーカーのI社では床暖房が標準仕様でした。湿度や温度変化で伸縮しやすい無垢フローリングは最初から対象外。(木が暴れてエライ事になります)

でも木目調のシート貼りフローリングも味気ないなーと思い、朝日ウッドテックのライブナチュラルなど、床暖房に対応した挽き板フローリングを検討していたのですが…

 

一転して今回のリノベーションでは予算の都合もあり床暖房を入れ(られ)ません。否、むしろ好都合。だったら無垢を使おうぜ!という訳で選択肢の幅がグッと広がりました。もちろん床暖房の快適さは私も知っていますが、無垢独特の足触りもまた良いものだし、何より自由に選べる楽しさがありますよね。

 

樹種の選び方

商品一覧を見ても分かる通り、一言にフローリングと言っても種類が豊富です。同じ木でも加工法やサイズでさらにバリエーションがあります。また、ショールームにはWebサイトに載っていない商品も置かれていて非常に悩みました。

 

そんな私達へTさんからアドバイス。
「直感で選んだら良いと思います」

 

樹種の特性云々よりも、まず自分が「好き」だと思えるかどうか。第一印象はそんなに間違っていないですよ、との事でした。建具などの色は床に合わせて変えられるから、カラーコーディネートとかも神経質になる必要はないそうです。

 

とは言え値段もピンキリなので、お財布事情と相談しつつ絞り込んでいきました。

 

エボニー・アンティーク

エボニーアンティーク

  • 着色天然オイル塗装
  • 平米単価 ¥13,725

メイプルに着色した無垢板です。写真では伝わりにくいですが、グレー系の渋い色味で、遠くから見ても目を引きました。表面はすべすべしていて、光の当たり具合で独特の照りを見せます。白い漆喰壁に合いそうです。

 
ホワイトウォールナット

ホワイトウォールナット

  • 無塗装
  • 平米単価 ¥9,921

ブラックウォールナットは有名だけど、ホワイトは珍しいですね。ウォールナットらしいはっきりした木目と、所々に混じる白太が織りなすマーブル感がとても個性的。Tさんの設計室の床にも採用されていて、仕上がりイメージは確認済です。既に経年変化で濃い色になって良い感じでした。

 
アジアンウォールナット・ヴィンテージ

アジアンウォールナット

  • 無塗装、ディストレス加工
  • 平米単価 ¥9,804

ウォールナット」と名はついているものの、実は産地も樹種も違います。この無垢板は表面をわざと粗く仕上げており、上述したエボニーに比べるとザラッとしています。また、板を横から見ると表面が波打っていて独特の手触りがあり、素足で歩くと気持ちよさそうだなーと思いました。

 

以上3種をピックアップしました。
こうして見ると何となく好み傾向が見えてきますかね。

 

ワックスで表情を変える無垢 

スタッフのUさんがカットサンプルを取り出してきてくれました。自社製の天然ワックスを塗って、効果や見た目の違いを見せてくれるそうです。無垢フローリングはもちろん無塗装でも良いのですが、ワックスを塗ると艶が出て撥水効果もあるのでオススメだそうです。。

今回塗ってくれるのはこれ。その名の通り蜂の巣を溶かして作られる蜜蝋が原料の、100%自然素材の塗料です。

www.muku-flooring.co.jp

 

木にワックスを塗る

セロテープを対角線に貼り、片側にワックスを塗りこみます。ちょっと色が違うのが分かりますか?

 

撥水効果検証

おもむろにお茶をかけるUさん。無塗装部分はじんわりと水分が染み込んでいくのに対し、ワックスをかけた部分は見事に弾いています。写真では分かりにくいですね。ただ、完璧に膜を張っている訳ではないので、濡れたままずっと放置すると多少染みてしまうようです。

個人的に水染みなどは全然気にしないのですが、どうしても落ちない汚れがある場合はサンドペーパーで表面を削るだけで新しい木肌が現れます。無垢板の利点の1つです。

 

丸嘉さんは床材以外にも、アンティーク扉や柱などの古材も多く取り扱っていて、また時間のある時にじっくり見に来たいなと思いました。

アンティーク扉

古材

 

家に持ち帰って確かめてみよう

カットサンプル

頂いたカットサンプルを自宅の床に並べてみます。

左からエボニー、ホワイトウォールナット、アジアンウォールナット、木頭杉。樹種によって熱伝導率が全然違うのを実感できるよう、杉のサンプルも頂きました。賃貸マンションのフローリング(幅75mm)と比べると、木幅が全然違います。ちなみに今回選んだ3種は全て120mm。木頭杉は150mmです。

 

ワックスによる色変化

斜めから見た様子。ワックスを塗った部分はしっとりしてます。真上から見るとそうでもないのですが、光の反射具合で差が色濃く出てきますね。

 

早速、裸足で乗ってみました。

 

杉…すごく暖かいです!白い床はあまり好みでないので検討外だったんですが、想像以上の足触りに感動してしまいました。杉のような針葉樹は繊維中に空気が多く含まれていて、密度の高い広葉樹に比べ熱伝導率が低いんだそうです。杉いいなぁ。寝室だけ採用しても良いかもしれない。(安いし)

他3種も無垢板ならではの温もりを感じられます。それに比べて賃貸マンションのフローリングの冷たさよ…。感覚的には↓みたいな感じ。

木頭杉>>>>>Wウォールナット>Aウォールナット>>エボニー>>>>>>マンションの床

 

 

今後の見積もり次第では、一部安い樹種に変えたりシートフローリングにするなどの減額調整は必要になると思いますが、可能なら全床無垢を貼りたいと思っています。1Fと2Fで貼り分けるのも良いかもしれません。もう少し悩むとしますか…

 

以上、ショールームフローリング編でした。