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RecoReno 築38年戸建再生記

京都の小さな築38年戸建をフルリノベーションします

The Record of Renovation

実家の全焼事件と火災保険の話など

雑記

火災リスクに立ち向かう

物騒な記事タイトルですみません。

 

実は、Leeの実家は今年の春先に火事になってしまいまして、両親と祖母はつい先日まで借家住まいを続けていました。ついに新居が完成し、先週末が引越しだったという。私も引越し手伝いがてら、新居にお邪魔してきたのです。

 

引越し前夜、我々夫婦が先に新居で一泊する事になりました。両親は搬出準備の為、借家で待機。なんか一晩だけ施主になった気分です。

 

プチWeb内覧会(親の家だけど)

シャーウッドのリビング

New実家は業界最大手の積水ハウスシャーウッド。田舎ならではの広い土地を贅沢に使った平屋建てで、京都市内なら家が4軒は建つような広さです。最低限の家具が置かれているだけなので生活感は無く、まるでハウスメーカーの宿泊体験棟に来たかのようでした。

 

住宅設備はほとんどPanasonic製。特にお風呂が使いやすくて、もう同じのでも良いかもなーと思ったぐらいです。トイレ(アラウーノ)は我が家も検討中なので、実際に使用感が分かって助かりました。これも良い感じ。

キッチンのコンロはIH。でもオール電化ではなく給湯はガス。床暖房の温水もガス沸かし。また、リビングの各所に「非常用」と書かれたコンセントがあり、ガス発電で電気をとれるようになっていました。この辺のリスク分散がうちの親らしいです。

そして以前お付き合いしていたI社の家もそうでしたが、床暖房はやっぱり心地良いです。予算的に入れられそうにないのが残念。

 

あらわし梁

天井はシャーウッドの特徴、あらわし梁。そこだけ天井が高くなっていて解放感があります。ちょうど現場監督さんが来ていたので「あれはフェイクなんですか?」と尋ねたら、本物の構造梁に化粧板を貼っているそうです。

 

FIX窓から見える緑

玄関脇のFIX窓から見える緑が綺麗。Lee家は準防火地域ゆえに網入りガラスを使う事になるので(しかも値段高いし)、こんな借景が作れるのは羨ましい限りです。

 

事件の真相

さて本題の火事について。

火元は2Fの寝室。電源タップ(買い替えたばかりの新品!)からの電気火災です。深夜、飛び散る火花に気付いた父親が何とか消し止めようとしたものの、火元が電気なので収まるはずもなく、みるみる内に燃え広がったそうです。今思えばすぐにコンセントを抜くべきなのですが、緊急事態で頭が回らなかったのでしょうね。

原因が電源タップの不良なのか、父親の不手際なのかはハッキリ分かりませんが、結局、家は1Fの一部以外燃えてしまい、わずかに残った家財も消火活動の放水でほとんど使えない状態になってしまいました。写真アルバムとかも燃えたので、もうすぐ結婚式の妹は小さい頃の写真が少なくて困っています。

 

後日、様子を見に行ったら既に解体済でした。まぁ焼けた家が残ったままだとご近所さんに悪いですしね。ガレキの山の中にガッチリした基礎や構造材が見えて、住んでいる時は分からなかったけど相当丈夫な造りだったのだと知りました。たぶん、自身も建築士である父親のこだわりだと思います。

旧実家は約27年前に建ち、ローン支払いが終わったばかりだったそうです。

 

火災保険に救われる

お察しの通り、充分な額の保険料が下りました。建物の保障に加え、過剰と思えるくらいの家財保障をかけていたのが不幸中の幸いです。また、田舎の広い土地で隣家と離れていたおかげで、延焼もありませんでした。(正確にはお隣の壁が少ーし焦げたので、類焼損害補償特約が役に立ちました。

聞けば火災保険の10年契約が切れて更新し忘れていた時期があったみたいで、もしその間に今回のような火事があったらと思うとほんと怖いですね。

 

奇しくも親子同時に家づくりに臨む事になった訳ですが、今回の件を受けてLee家も「必要な保険はケチらない!」と強く誓いましたよ。特に京都は家が密集しているので、類焼特約は必須です。準防火地域もコストが高くついて悲しいですが、身近に火事を経験すると素直に受け入れざるを得ません。

 

何よりも、日頃から火の用心!これが一番大事。
大切な我が家を守る為、皆さんもぜひ気を付けてください。

 

それでも残ったもの

「ほとんどゴミみたいなもんやから、むしろ処分できて良かったわ!」と父親は笑って言ってました。確かに私が記憶する限りでも、長年貯めこんだ不要品が山積みだったような気がします…

でも新居に行った時、いくつか火災を免れた家具があったんですよ。

旧実家が建った時に買ったカリモクのダイニングテーブル、私が母の退職祝いに贈った食器棚、母の必需品高級マッサージチェア(専用部屋ができてました笑)等々…。家具は汚れたり水分で膨張したりでもうダメかと思っていたけど、家具屋さんがきちんと修理してくれたそうです。

 

新居の玄関をくぐった時は同じ土地なのに他人の家のような感じでしたが、リビングに置かれた見慣れた家具を見て「あぁ、実家だなぁー」という気持ちになりました。また来年の正月に帰るのがとても楽しみです。

 

ちなみにさっきメールしたら、父は新居のバカデカい4Kテレビとホームシアタースピーカーで映画鑑賞中だそうで。ガッツリ新居を満喫してるようで何より。